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聖書の豆知識:中通りコミュニティ・チャーチ

千年王国

歴史の流れ 15

移行期間

7年間の大患難時代が終わってから、千年王国が正式に始まるまで75日間が経過します。

「常供のささげ物が取り払われ、荒らす忌まわしいものが据えられる時から、千二百九十日がある。幸いなことよ。忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は。あなたは終わりまで歩み、休みに入れ。あなたは時の終わりに、あなたの割り当ての地に立つ」(ダニエル12:11-13)。

ここで、「常供のささげ物が取り払われ、荒らす忌まわしいものが据えられる」というのは、患難時代が残り3年半となったとき、反キリストがエルサレムを占領し、神殿に偶像を据え付けるときのことです。1ヶ月30日で計算すると、1335日は3年半プラス75日間となります。この75日間で、以下のような千年王国建国の準備がなされます。

悪に対するさばき

サタンの封印
サタンは捕らえられ、アブソス(底知れぬ所。こちらをご覧ください)という場所に千年間閉じ込められます。このため、サタンが解放されるまでの千年間は、サタン的な誘惑は一切ありません。

「また私は、御使いが底知れぬ所の鍵と大きな鎖を手にして、天から下って来るのを見た。彼は、竜、すなわち、悪魔でありサタンである古い蛇を捕らえて、これを千年の間縛り、千年が終わるまで、これ以上諸国の民を惑わすことのないように、底知れぬ所に投げ込んで鍵をかけ、その上に封印をした。その後、竜はしばらくの間、解き放たれることになる」(黙示録20:1-3)。
悪霊たちの封印
悪霊たちも捕らえられ、異邦人信者によって廃墟となったバビロンと、キリストが再臨なさって反キリスト軍を打ち破ったエドムの地に、千年間閉じ込められます。

「彼は力強い声で叫んで言った。『倒れた。大バビロンが倒れた。そして、悪霊の住まい、あらゆる汚れた霊どもの巣くつ、あらゆる汚れた、憎むべき鳥どもの巣くつとなった』」(黙示18:2)。

「それは【主】の復讐の日であり、シオンの訴えのために仇を返す年である。エドムの川はピッチに、その土は硫黄に変わり、その地は燃えるピッチになる。それは夜も昼も消えず、いつまでもその煙は立ち上る。そこは代々にわたって、廃墟となり、だれも、もうそこを通る者はない。ペリカンと針ねずみがそこをわがものとし、みみずくと烏がそこに住む。主はその上に虚空の測りなわを張り、虚無のおもりを下げられる。そのおもだった人たちのうち、王権を宣言する者が、だれもそこにはいない。すべての首長たちもいなくなる。そこの宮殿にはいばらが生え、要塞にはいらくさやあざみが生え、ジャッカルの住みか、だちょうの住む所となる。荒野の獣は山犬に会い、野やぎはその友を呼ぶ。そこにはこうもりもいこい、自分の休み場を見つける。蛇もそこに巣を作って卵を産み、それをかえして、自分の陰に集める。とびもそれぞれ自分の連れ合いとそこに集まる。【主】の書物を調べて読め。これらのもののうちどれも失われていない。それぞれ自分の連れ合いを欠くものはいない。それは、【主】の口がこれを命じ、主の御霊が、これらを集めたからである」(イザヤ34:8-16)。
反キリストと偽預言者へのさばき
再臨のキリストによって殺された反キリストが、さばきのために復活させられます。そして、偽預言者と共にゲヘナ(こちらをご覧ください)に投げ込まれ、永遠の苦しみを受けます。

「しかし、獣は捕らえられた。また、獣の前でしるしを行い、それによって獣の刻印を受けた者たちと、獣の像を拝む者たちを惑わした偽預言者も、獣とともに捕らえられた。この両者は生きたまま、硫黄の燃える火の池に投げ込まれた」(黙示録19:20)。
生き残った異邦人へのさばき
生き残った異邦人は、全員エルサレムとオリーブ山の間にあるヨシャパテの谷(ケデロンの谷)に集められます。そして、羊の異邦人と山羊の異邦人に分けられます。
  1. 羊の異邦人とは、大患難時代に信者となり、迫害されているユダヤ人の友となった異邦人のこと。
  2. 山羊の異邦人とは、キリストではなく反キリストを選び、ユダヤ人の敵に回った異邦人のこと。
羊の異邦人は、この後実現する千年王国に迎え入れられますが、山羊の異邦人は再臨のキリストによって殺されます(ヨエル3:1-3、12-3、マタイ25:31-46、黙示録14:14-20)。

第一の復活

第一の復活とは、信者が栄光の体で復活することです。

死んだクリスチャンは、すでに携挙の時に復活していますが、旧約時代の信者と大患難時代に殉教した信者は、この移行期間に復活します(ダニエル12:2、イザヤ26:19、黙示録20:4)。

天地の修復

大患難時代に破壊された天地が修復されます(イザヤ65:17-25)。

千年王国

キリストによる統治

千年王国は、文字通り千年間続くのでそう呼ばれています。ユダヤ人は伝統的に「救い主の王国」と呼んできました。救い主(メシヤ、キリスト)が統治なさる王国だからです。福音書では「神の国」「天の御国」「御国」などと呼ばれています。

旧約聖書の中には、救い主がイスラエルの王としてダビデの王座につき、エルサレムから全世界を統治なさるという預言がたくさんあります(第1歴代死17:10-15、イザヤ9:6-7、エレミヤ23:5-6、エゼキエル40-41章など)。

共同統治者

地上に戻ってきたクリスチャンと、第一の復活にあずかった旧約時代の信者や大患難時代の殉教者は、キリストに祭司として仕え、キリストと共に王として全地を治めます。彼らには、天使でさえも支配する権威が与えられます(黙示録20:4-6、第2コリント6:2-3)。

全被造物の回復

千年王国では、アダムの罪以来呪われてしまった被造世界(創世記3:17)が回復されて、本来の姿を取り戻し始めます。千年王国の時点では、まだ完全に死が取り除かれているわけではありませんが、戦争も災害も病もなく、地は豊かに作物を育て、動物が人を傷つけることもなくなります(ミカ4:1-4、イザヤ11:6-9)。

イスラエルへの預言の成就

旧約聖書に預言されているイスラエルに関する預言で、まだ実現していないものは、千年王国においてすべて実現します。
土地の約束
たとえば、神さまは約束の地をアブラハム、イサク、ヤコブと、その子孫であるユダヤ人に与えると約束しておられます。イスラエル史上最も広大な領土を得たソロモン王でさえも、約束の地すべてを領有することはありませんでしたが、千年王国においてこの約束は成就します。アブラハムたちはほとんど土地を所有することなく死にましたが、復活して、文字通り土地の所有者になることができます。

なお、異邦人は、約束の地の外側に土地が割り当てられます。

住民

初期の住民
千年王国が始まった時、そこに迎え入れられるのはいずれも信者だけです。
  1. 大患難時代が始まる前に携挙され、キリストの再臨の時に共に地上に戻ってきたユダヤ人クリスチャン
  2. 大患難時代が始まる前に携挙され、キリストの再臨の時に共に地上に戻ってきた異邦人クリスチャン
  3. 復活した旧約時代のユダヤ人信者
  4. 復活した旧約時代の異邦人信者
  5. 大患難時代に殉教し、復活したユダヤ人信者
  6. 大患難時代に殉教し、復活した異邦人信者
  7. 大患難時代を生き延びたユダヤ人(全員信者になっています)
  8. 大患難時代を生き延びた羊の異邦人(信者しか生き残れません)
このうち、大患難時代を生き延びたユダヤ人と異邦人(7と8)には、まだ栄光の体が与えられていません。他(1〜6)は復活または携挙されているので、栄光の体が与えられています。

栄光の体が与えられている人は死なないだけでなく、罪を犯すこともありません。一方、栄光の体を与えられていない人は、罪を犯すことがありますが、ずっと死ぬことはなく、千年王国の終わりに栄光の体が与えられます。
千年王国時代に誕生する人
復活して栄光の体が与えられている人は、もはや結婚したり子を産んだりはしません(ルカ20:35-36)。しかし、栄光の体を与えられていない人たちは、結婚して子を産むことができます。

最初の住民は信者ばかりです。しかし、サタンや悪霊による誘惑はないものの、古い体には罪の性質が残っています。そこで、千年王国建国後に誕生した新しい世代の中には、イエス・キリストによる救いを信じず、キリストの統治を喜ばないで逆らう人たちも出てきます。こうして、第二世代以降は、千年王国でも信者と不信者の区別が生じます。

新世代の住民も、イエス・キリストを信じたならば、第一世代の信者と同じように死ぬことがなく、千年王国の終わりには栄光の体が与えられます。しかし、不信者のままだと100歳で死んでしまいます(イザヤ65:20)。ただし、ユダヤ人はすべて救われるので(ローマ11:26)、信じないまま死ぬ可能性があるのは異邦人だけです。


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