大患難時代の中間期

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歴史の流れ その13

以下は、大患難時代が始まって3年半後に起こる出来事です。これにより、大患難時代は前半と後半に分けられます。

中間期に起こること

サタンが天での戦いに敗北する

現在、サタンの基本的なすみかは第一の天(空中)ですが(エペソ2:2、6:12)、神さまや聖天使が住む第三の天にも行くことができ、信者たちの罪を訴えています(ゼカリヤ3:1、ヨブ1-2章、黙示録12:10)。

しかし、大患難時代の3年半が終わった時、天でサタンの勢力と聖なる天使たちが戦いを交え、サタン軍は負けて地上に落とされます(黙示録12:7-12)。

反キリストの世界征服

10人の王が連合して反キリストに戦いを挑み、反キリストは殺されてしまいます。ところが、反キリストはサタンの力によってすぐに復活します。復活した反キリストが反撃し、10人の王のうち3人を殺し、残る7人は反キリストに降伏して服従するようになります。世界を征服した反キリストは、バビロンを自分の帝国の首都とします(ダニエル7:24、黙示録17:3,18)。

荒らす憎むべき者

10の王国を打ち破って政治的な権威を手に入れた反キリストは、バビロンの世界宗教組織も滅ぼして支配下に置き、宗教的な権威も手に入れます(黙示録17:16-17)。そして、イスラエルの軍事的平和を約束した7年の契約を一方的に破棄し、エルサレムの神殿を占領して、自分を神として拝むよう世界の人々に要求します(ダニエル9:27、イザヤ28:14-22、第2テサロニケ2:3-4)。

また、反キリストに従う偽預言者が登場して数々の奇跡を行ない、反キリストの像(荒らす憎むべき者)をエルサレム神殿の中に立て、それがものを言うようにさえして、人々が反キリストを礼拝するよう惑わします(黙示録13:11-15)。

ふたりの証人の殺害と復活

エルサレムを占領した反キリストは、誰も殺せなかったふたりの証人を殺し、その死体をエルサレムにさらします。しかし、3日半後にふたりの証人は復活し、召天します。このため、さらに多くのユダヤ人が救われます(黙示録11:7-13)。

反キリストによるユダヤ人迫害

天での戦いに負けたサタンは、いよいよキリストの再臨が近いことを悟ります。サタンは、キリストが再臨すれば、自分の命運も尽きてしまうことを知っています(創世記3:15の預言は、サタンに向かって語られました)。

そこでサタンは、キリストの再臨を妨害するために、ユダヤ人をすべて抹殺しようとします。なぜなら、再臨の条件は、ユダヤ人が民族的・国家的に悔い改め、イエスさまを信じて「主よ来てください」と祈ることだからです(レビ26:41-42、エレミヤ3:12-18、ホセヤ5:15-6:3、ゼカリヤ12:10-13:1、マタイ23:37-39、イザヤ66:8、ゼカリヤ3:8-10、ローマ11:25-27)。

こういうわけで、サタンに従う反キリストは、ユダヤ人との契約を破棄し、迫害を始めるのです。世界中で、反キリストの名(獣の刻印)を額か右手に刻まないと、ものを売り買いすることができなくなります(黙示録13:16-18)。このため、イスラエルに住むユダヤ人の多くは脱出し(マタイ24:15-16)、神さまの守りにより、死海南方のエドム地方にあるボツラ(今のペトラ遺跡)に逃げ込みます(ミカ2:12-13の「おりの中の羊」は、直訳「ボツラの羊」)。
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