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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

楽しくダイエットできました

(2007年2月25日)

私は、昨年の4月からダイエットをしていましたが、ついに目標を達成することができました。その過程で、インターネットを通じて、いろいろなダイエット仲間と知り合うことができました。

先日、その中の一人(仮にRさんということにします)が、こんな話をご自分のブログでしておられました。それは、「運動しないと痩せないよね。でも、ジムに行く時間ないし……」とか、「ケーキ大好きで、甘いもの減らせないから痩せられない」とかみたいに、「○○できないと痩せられない」「○○をやめられないと痩せられない」という考え方は危険だということです。

それは、「だから自分は痩せられない」というイメージで、自分に暗示をかけることになるからです。あるいは、いやいや運動したり、食べ物を制限したりして、ストレスがたまり、かえってやけ食いをさせてしまうことになるからです。

確かに、減量があまりうまくいっていない人たちは、「どうして痩せられないのか」とか「○○しなければならない」とか「○○してはならない」とかいう話を、よく話題にしています。楽しんでダイエットしているというより、悲壮感でいっぱいなのです。

Rさんが減量に成功したのは、日々上下する体重や体脂肪率に一喜一憂せず、100gでも減れば大喜びして、楽しく「どうやって痩せられる生活をしようかな〜」と考えたおかげだと言います。楽しんで、喜んでやるということですね。

かく言う私も、楽しんでダイエットしてました。他の人は「大変ね」なんて言ってくださいますが、本人はとても楽しかったのです。

これはダイエットに限った話ではないでしょう。勉強でも、スポーツでも、商売でも、子育てでも、「○○だからダメだ」「○○しないとダメだ」「○○しちゃダメだ」というふうにばかり考えて、ストイック(禁欲的)になりすぎると、あまり効果が期待できないかも知れません。

「どんな工夫ができるかな」と、楽しみながら考えていけるといいですね。努力なんかいらないとか、苦しい訓練など不必要とか言っているのではありません。そのような努力や訓練を、どう楽しんでできるかを考えようと申し上げているのです。

私が、今回のダイエットを楽しめたのは、イエスさまの恵みに触れたからだと思います。イエスさまは、「すべし・すべからず」という義務感から嫌々やるという生き方から、「何をしてもいい。ただ、すべてが有益とは限らないから、よく考えようね」という自発的な生き方に、私を変えてくださいました。

また「楽しむな。もっと真面目にやれ」というストイックな生き方から、「いつも喜んでいなさい」という喜び・楽しみを充分味わう生き方へと変えてくださいました。

イエスさまは、私たちが、やりたくもないことを嫌々やって、日を過ごすことを望んでおられません。イエスさまが十字架でご自分の命を犠牲にしてまでも望まれたのは、あなたの幸せです。

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