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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

記憶の複合体

(2007年7月29日)

聖書は「知恵」を、とても大切にしています。
  • 八方ふさがりの状況の中でも、それを打開するアイデアが生まれる。
  • 人間関係でストレスが生じそうな状況でも、ウィットに富んだ、当意即妙の答えができる。
  • 誰かを助けるための工夫を思いつく。
そんな知恵が与えられたらいいなと思いませんか?

ヤコブ1:5には「あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます」と書かれています。そこで、愚か者を自覚している私は、折に触れて神さまに知恵を求めて祈っています。

さて、先日、アイデアというのは「記憶の複合体」から生まれるという話を聞きました。ですから、できるだけ多彩な経験をして、記憶を増やした方がいいということです。

私たちは、人生の中で、様々な困難や問題にぶつかることがありますね。神が愛ならば、なぜ問題にぶつからないようにしてくださらないのかと、いぶかしく思うこともあります。しかし、それらの体験は、私たちの中で「記憶の複合体」の一部となり、知恵の源となります。

今、読者の皆さんは、様々な体験をしていらっしゃることでしょう。うれしい体験や楽しい体験、逆に、苦しい体験や悲しい体験……。イエスさまがそれらの体験を、知恵に昇華してくださるように祈りましょう。

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