ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2008年5月25日）

私たち中通りコミュニティ・チャーチの礼拝に参加すると、しばらくしてうつ状態に陥る方がいらっしゃいます……なんてことを書くと、人が来なくなるかな？

でも、私は、それは非常に順調なことだと思っています。

私たちの教会が、一貫して主張しているのは、「あなたは、神さまの目に、そのままですばらしい」ということです。だって、完璧な神さまがお造りになった作品だし、すべての罪はイエスさまの十字架と復活によって赦されているからです。

そんな話を毎週聞いていうちに、だんだんと「ホントにこのままの自分でいいんだな。だったら出してやる！」と、無意識が思うようになります。そして、「本当は、人に気を遣って、くたくたになる人生なんていやだ。もう、人の気を引くために動きたくなんかない！」という本音が表に現れてきて、それで本当に身動きがとれなくなる……ということのようです。

しかし、そういう体験を通して、そういう方々も、だんだんと「人や神さまにいいところを見せて、それで自分の存在を認めてもらう」という生き方から解放されていきます。

そして、今まで体験したこともないような「楽な」人生を手になさいます。さらに、そういう楽な生き方を手に入れた喜びから、自発的に「良い」生き方ができるようになっていくのです。