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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

輝かしい記録

(2008年8月3日)

JTJ宣教学院の学長である岸義紘先生は、20才の時に個人伝道の連続失敗記録200回以上という輝かしい(!)記録を打ち立てました。

これは輝かしい記録だとは思いませんか?

なぜ輝かしいかといえば、第一に、とにもかくにも伝道したということ。アメリカのクリスチャンで、救われて一度も個人伝道したことがないという人が、96%もいるのだそうです。日本でも、もう少しパーセンテージは低くなるでしょうが、似たようなものかもしれません。先生は使命感に燃えていたのでしょうね。

第二に、失敗を通して、ついに自分のスタイルを確立したということ。今や岸先生は、日本でも指折りの、しかもユニークな伝道者として知られています。

伝道にもいろいろな方法があります。伝道は、説教したり、「四つの法則」を使ったり、訪問伝道したりすることだけではなく、証しすること、人を集会に誘うこと、個人のトラクトを作ること、陰で祈ることなど……。

「私には賜物がありませんから」と言うのは簡単です。でもトライしたことがありますか?

賜物というのは、奉仕を離れて与えられるものではありません。あなたは賜物が欲しいですか? そしたら、一つの奉仕を徹底的に、心を込めてやってみることです。たとえそれがあなたにふさわしい働きの場でなくても、その経験は必ず生かされるでしょう。小さなことに忠実な者が、信頼されて大きなことを任されるのです。

第三は、そこまで失敗(というか、目に見える結果が見られなかった、ということ)したら、大抵はがっかりして、もういやになってしまうでしょうに、それでも伝道をやめないそのしつっこさ! 形を変え、方法を工夫しながら、何しろ続けたのです。そして今の岸先生が出来上がりました。

私たちは(私も含めて)、ちょっと状況がうまく行かなくなると、簡単にあきらめてしまいます。でも、成功の秘訣はあきらめないことにあるようですね。伝道のために、リバイバルのために、家族の救いのために、いやしのために、皆さんは祈り、いろいろ努力をしてこられたでしょう。でも、あきらめないことです。

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