ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2009年2月1日）

アシュラムという運動があります。これは「霊的な修養会。特に、神の前における静思が強調され、ありのままを披瀝し、続いて神からの満たしを受ける時を持つ」（クリスチャン新生活事典・日本教会新報社より）集まりです。

アシュラムの創始者であるＥ・スタンリー・ジョーンズ博士は、アシュラムの集会を始める時に、いつも参加者にメモ用紙を配ってこう言ったそうです。「あなたが今日一番必要としていることを書いてください」。

ある人が「何もないときはどうするんですか？」と尋ねますと、ジョーンズ博士は決まってこう答えます。「もし、何も必要がないというなら、このこと自体が、あなたの最も必要としていることです」

イエスさまは言われました。「心の貧しい者は幸いです」（マタイ5:3）。

人生のさまざまな側面で自分の実力の足りなさを覚え、その助けを神さまに求めること。これが、喜びと力と感動に満ちた、生き生き人生の秘訣のようです。