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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

イエスに願いを

(2009年4月19日)

この前夜空を見上げていると、流れ星が流れました。皆さんは、流れ星に願い事をしたことがありますか? 流れ星が消える前に3回願い事をするとかなうなどと言われていますね。流れ星は宇宙のチリですから、それに願い事をすればかなうなんて、もちろん迷信なのですが。

しかし、ほんのわずかな時間に燃え尽きてしまう流れ星に願い事をするには、流れてから考えていたのでは間に合いません。普段から自分の願い事が何かはっきり自覚していなければなりませんし、いつもいつもそのことを考えていなければなりません。

そのような具体的な幻を描いて生活していれば、無意識にその実現のために行動していくことになるでしょう。結果として、その願いがかなう確率も上がるかも知れません。流れ星に願い事をするというのは、案外、そのあたりの大切さを教えようとしたものなのかもしれませんね。

ある時イエスさまは、盲人バルテマイにこうお尋ねになりました。「わたしに何をしてほしいのか」(マルコ10:51)。すると、バルテマイはすぐに「目が見えるようになることです」と答えました。「祝福してください」というような曖昧な答えではなく、具体的に願い事をしたのです。

今、イエスさまがあなたの前に現れて、「何をして欲しいのか」とお尋ねになったら、あなたは何とお答えになりますか? あなたは、どれだけ具体的に自分自身の欲求を自覚しておられますか?

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