指揮者に合わせて

（2010年7月11日）

小学校で、鼓笛隊の野外練習を見学しました。指揮者を先頭に、子どもたちが様々な楽器を奏でながら行進し、それに合わせてバトンや旗のチームが周りで演技をしています。

ところが、まだ始めたばかりで練習不足なのでしょうか、妙にテンポが速くなったり遅くなったりします。

ラッパも、ピアニカも、リコーダーも、みんな自分の演奏に必死で、とても指揮者を見る余裕がありません。そこで、自然と太鼓に合わせて演奏することになります。ところが、太鼓の人たちも全然指揮者を見ておらず、他の楽器の音を聞きながら叩いていますので、結果としてテンポがバラバラになってしまうわけです。

さて、私たちはどうでしょうか。人生の指揮者であるイエス・キリストをしっかりと見つめて歩んでいるでしょうか。それとも、周りの声を基準にしながら生きているでしょうか。