本文へスキップ
ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ
中通りコミュニティ・チャーチ
最高の下駄になろう
(2013年10月20日)
「花桐の琴屋を待てば下駄屋かな」
これは、正岡子規の詠んだ俳句です。桐の木が、将来琴の胴に加工されることを願っていたけれども、実際には下駄屋に買い取られ、下駄になってしまったという内容です。意味としてはそうですが、この句をどんなふうに解釈するか、そこには解釈者の人生観が大いに影響を与えるようです。
ある人は、人生とは思い通りにいかない嫌なものだ。そんなふうに解釈するかもしれません。
しかし、別の人はこんなふうに読み取るでしょう。願い通りの人生ではなかった。琴になりたかったのに下駄にされてしまった。けれど、だからふてくされて一生を終えるのではなく、これを神さまの与えたチャンスととらえ、下駄として最高の人生を生きることにしよう。琴の音で人を感動させることはかなわなかったけれど、履いてくれる方と共に、悲しい時もうれしい時も歩んでいこう。からんころん、からんころんと、悲しい時は慰めの音を、うれしい時には合いの手を、精一杯奏でていこう。
きっとあなたは後者でしょう。すでにイエス・キリストに信頼する人生を送っていらっしゃいますから。
このページの先頭へ
contents
トップページ
top page
教会案内
church
読み物
document
Q&A
question
ギャラリー
gallery
リンク集
gallery
バナースペース
礼拝メッセージ
massage
ショートエッセイ
essay
聖書の豆知識
about bible
連絡先
〒962-0001
福島県須賀川市森宿辰根沢74-5
TEL 090-6689-6452
E-Mail
info@nakakomi.com