(2015年1月18日)
心理学者シェリー・カーター・スコットさんの本、「小さなことから自分が変わる」(三笠書房)の中に、こんな話が載っています。シェリーさんは、自分の脚の太さにコンプレックスを持っていたと告白しています。太い脚を人目にさらすのが嫌で、真夏でも長ズボンをはいていました。そして、一生懸命引き締めようと努力するのですが、いっこうに細くなってくれないどころか、ますます太くなっていきます。それはまるで、自分に憎しみを向けるシェリーさんに対して、脚の方でも彼女を憎み、嫌がらせをしているかのようです。