ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2015年6月28日）

ここだけの話ですが、先日、家内と二人でアメリカのラスベガスに行ってきました。ラスベガスといえばカジノというわけで、何気なくスロットを回したら、大当たり。コインが出るわ出るわ。換金したら、日本円にして、何と、137億円！

もちろん、夢の中の話です。

137億円を手にした私たち夫婦は、さっそく話し合います。「子どもや親に話したら、きっとあちこちで言いふらすに違いない。そしたら、泥棒に狙われたり、家族が誘拐されたりするかもしれない。だから、誰にも内緒にしておこう」。「でも、こんな大金、どこに保管する？　銀行に預けると、きっと銀行から情報が漏れちゃうし。うちに置く場所もないし。大きな金庫なんか買うと怪しまれるし……」。

137億円をどう使うかという話ではなく、どう保管するかを議論する増田夫妻は、夢の中とはいえ、小市民ですねえ。

私たちは、大きな大きな祝福を神さまに求めなければなりませんが、同時に、それを使いこなす力を与えてくださいと祈らなければなあ。夢から覚めて、そんなことを考えさせられました。