ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2016年8月14日）

リオのオリンピックが始まり、連日、日本選手の大活躍が伝えられています。時差が12時間ありますから、毎日寝不足だという方も多いのではないでしょうか。

トップアスリート、そしてスポーツ以外の様々な方面で活躍している人たちには、共通の性質があります。それは、自分を信じているということです。「自分はできる」と信じている。だから持てる最高の力を発揮できるわけです。

小さな子どもがバットを振っていました。自分でボールをポンと上に放り投げ、それを打とうとしているのです（ちょうど、監督がノックをするみたいに）。少年は、こんなふうにぶつぶつつぶやきながら、バットを振っていました。「僕は、世界で最高の野球選手だ。世界で最高のバッターだ！」

でも、バットは空を切るばかり、ちっともボールにバットが当りません。それでも彼は「僕は世界一の野球選手だ。世界一のバッターだ」と、そうつぶやきながらバットを振ります。

最後に、少年は思いきりバットを振りました。しかし、またもや空振り。その勢いで、すてーんと尻もちをついてしまいました。彼は言いました。「僕は、世界一のピッチャーだ！」　だって、世界一のバッターを、こんなに空振りさせたんですからね！

あなたは、自分の力を信じていますか？　自分にはもっともっと大きなことができる力があると信じていますか？

イエスさまは、あなたのことを高価で尊いと言ってくださっています。すばらしい神の子どもだと言ってくださっています。また、仮に私たちにできなくても、神さまには何でもできます。その神さまが「私はあなたと共にいる」と言ってくださっています。

もっともっと自分の価値を信じてもいいのではないでしょうか。