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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

サイテー

(2017年月日)

彼女「一面の銀世界。すてきー!」
彼氏「一面のアイスバーン。コワーイ!」
彼女「……サイテー」

これは、冬タイヤのCMの一部です。同じ体験をしても、感激して大喜びをする人もいれば、恐怖におののいていやがる人もいます。出来事が私たちを不幸にしたり、がっかりさせたりするというよりも、私たちがどう出来事を受け止めるかに、私たちの幸せはかかっているようです。そして、喜ぶかどうかは選択可能だということですね。

ですから聖書は薦めています。「いつも喜んでいなさい」と。

とはいっても、そうそう喜んでばかりもいられません。たとえば、愛する家族が事故で突然亡くなって、なお喜んでなどいられません。また、他の人も遺族に「喜びなさい」とは言えないでしょう。

出来事そのものは、喜ぶことができない場合があります。しかし、私たちは、出来事の背後に働く神さまの善意は信頼することができます。この出来事は悲しい。しかし、神さまは私を愛しておられる。きっと、このことにも意味がある。そう信じることはできます。出来事は喜べなくても、私たちは神さまを喜ぶことができるのです。

「いつも喜んでいなさい」……。そう、いつも神さまを喜ぶ方を選択しましょう。

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