ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2018年4月1日）

知人が、介護福祉士の資格を取るために受験対策セミナーに通っています。この前は、「予習をしてきてくださいね」という先生の言葉を忠実に守って、ざっとテキストに目を通してから講義に臨んだそうです。すると、先生が黒板に書かれることを全部ノートに書かなくて済み（その多くはテキストに書かれていることだと分かりましたから）、その分講義に集中できましたし、大変よく理解できたと言っていました。やっぱり、予習は大事ですね。

私が洗礼を受けたとき、先輩のクリスチャンの方が、「神さまは聖書のみことばを通して私たちに語られるから、できるだけたくさん聖書の言葉を記憶するように」とアドバイスしてくださいました。本当に実際的で、ありがたい教えだったと思います。

試練や誘惑に遭ったとき、そこで聖書を開いて神のみこころや約束を探すのもいいのですが、それではとっさの時には役立ちません。手元に聖書が無いことも多いでしょうし。ですが、あらかじめ聖書の言葉がたくさん心に蓄えられていたら、どんなに助かることでしょうか。

まだ救いのことがよく分からないという方も、ぜひ聖書を読み、その言葉を心に蓄えておきましょう。ふとした時に、憶えたみことばを通して、神さまは必ずあなたに語ってくださいます。