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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

刈り入れの前に

(2018年6月10日)

ずっと空き地だった、我が家の隣の土地に家が建ちました。元々は関東の方の土地で、老後に引っ越してくる予定だったそうですが、諸般の事情で別の方に売られたようです。

以前、土地の所有者が草刈りにいらっしゃったとき、「まだ当分引越しの予定はありませんので、家庭菜園などに使ってください」と言ってくださったから、さあ大変。家内が俄然やる気を出し、畑作りを始めました。そのうち、買った方が安いし大きいし美味いということに気づいたのか、2年ほどでやめてしまったのですが。

このあたりは火山灰地で土地が痩せているため、宅地で家庭菜園をするには、土を深く掘り起こして客土をしなければなりません。家内も、それからちょっとだけ手伝った私も、手に豆を作りながら鍬を使いました。やっと種を蒔いたあとも、水をやったり、全身防護服に身を固めて虫除けの殺虫剤をまいたり……たかだか2坪ほどの狭い畑なのに、なかなかの重労働でした。

人の救いを刈り取りにたとえるならば、その前にはたくさんの作業が必要です。特にキリスト教に関してほとんど知らず、妙な偏見まで持っている日本人に伝道するには、福音をストレートに伝える前に、十分過ぎるほどに土地を耕さなくてはならないのではないでしょうか。

それは「クリスチャン生活の実践」ではないかと私は思います。キリストを信じた私たちが、確かに人格が造り変えらた、平安に満たされている、愛の行動があふれている、この人は自分たちとどこか違う……人々がそう感じたなら、心が開かれ、自ら進んで私たちから福音を聞こうとするでしょう。聖書もこう証言しています。

「(クリスチャンたちは)すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった」(使徒2:47・新改訳第三版)。

証し人として、自分の生き方はどうだったのかと、強く反省させられたことです。

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