ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2019年1月6日）

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

この年末は、何年かぶりに愛媛の実家に帰省いたしました。福島に戻る日、寒波の影響で日本海側が大雪との情報を得、飛行機が飛ぶかどうか心配していましたが、幸いなことに松山も羽田も天気は曇り。飛行には影響ないと思われました。

ところが、松山空港に着いてみると、我々が乗る便の出発が遅延するとのアナウンスが。というのも、我々が乗る便は、東北地方から松山に到着した機体を使うためです。松山と羽田は雪が降っていなくても、東北が大雪のためにその飛行機の到着が大幅に遅れてしまい、結果的に我々の出発も遅れることになったわけです。さらに、これまた雪の影響で、ようやく到着した飛行機の整備に時間がかかり、とうとう福島への最終電車に間に合わなくなってしまいました。そんなわけで、急遽東京で宿を探して1泊することになりました。

出発地も到着地も天候に問題がないので、スムーズに帰ることができると思っていましたが、思わぬ所に落とし穴がありました。人生、何がどうつながっていて、予想もしない問題が発生するか分りませんね。

逆に、目の前の状況は問題だらけで八方ふさがりに思えても、私たちの知らない要素が複雑に絡み合い、結果的に問題でなくなったり、かえって祝福に変えられたりすることもあるものです。特に、イエス・キリストを救い主と信じている私たちは、全知全能であり、愛に満ちたお方の子どもとされた存在です。天の父である神さまは、私たちにとって最善以外のことは決してなさいません。

目の前で起こる出来事にいちいち一喜一憂して振り回されるのではなく、「何があっても大丈夫」という平安に満ちた一年を送ることができますように。