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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

チョコを贈る日?

(2019年2月17日)

3日前の2月14日(木)は、バレンタインデー(St. Valentine's Day)でした。日本では、菓子メーカーの戦略が功を奏し、女性が意中の男性にチョコレートを贈る日として、すっかり定着しています。といっても、最近では、相手が意中であるかどうかにかかわらずチョコを贈ることが半強制的に行なわれ(義理チョコ)、1ヶ月後(ホワイトデー)に数倍のお返しをすることを男性に無言で強要する日になっていますが……。

バレンタインデーの紀元は、ローマ帝国の、クラウディウス2世(在位:268-270年)の頃にさかのぼります。皇帝は、故郷に妻を残していると兵士の士気が下がるという理由で、兵士の婚姻を禁止しました。ところが、キリスト教会のバレンタイン司教(ウァレンティヌス、バレンチノ)は、結婚を禁止されて嘆き悲しむ若い兵士とその恋人のために、密かに結婚式を挙げてやりました。そのようなことを何度も行なっていたことが、やがて皇帝の耳に入り、重ねて禁止されてもやめなかったため、ついにバレンタインは処刑されてしまいます。その処刑の日が、2月14日だったということです。

もっとも、この逸話が実際に起こったどうかは、歴史学的には証明されておらず、伝説の類いとされています。ただ、それが教会の中で代々伝えられてきたのは、聖書が結婚を非常に大切なもの、神聖なものとして捉え、教えているからです。それはもちろん、神さまの視点、思いです。

バレンタインデーに限らず、酉の市での熊手販売にしても、神社のお守りやおみくじの販売にしても、戒名の種類によって位牌の値段が変わることにしても、日本では信仰的なものが何でもかんでも商売に結びついてしまいます。ともすれば、教会や個々のクリスチャンにも、どうすれば経済的に儲かるかという考え方が影響を与えます。

しかし、私たちはそういう流れに巻き込まれないで、物事の本質、神さまのみこころを見失わないようにしたいものですね。

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