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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

代わりにどうしたらいいか

(2019年6月16日)

先日、ある学校の先生と、問題行動が多い子どもへの対処について話をしました。その子は他の子どもに対して、ちょっとしたことで暴力的な行動を取りがちなのです。

話し合いの中で先生が気づかれたのは、その子が暴力を振るう時には、その子なりの理由があるから、指導の前に、まずそれを十分に聞いてやる必要があるということ。その指導についても、これまでは「蹴ったり叩いたりしてはダメ」という叱り方ばかりで、「そういう時には、暴力の代わりにどんな行動を取ったり、どんな言葉を使ったりすればいいか」を教えてこなかったということです。

私たちクリスチャンの内に住んでくださっている聖霊なる神さまは、私たちが神さまのみこころに外れた生き方をしたり思いを持ったりした時、それが良くないことだということを示して、良心に痛みをお与えになります。しかし、聖霊さまの目的は私たちを責めて落ち込ませることではなく、私たちが神さまのみこころを改めて確認し、みこころを行なうようになることです。

聖書を開くときは、自分のどこが問題かを探すためというより、代わりにどんな生き方が求められているかを教わるためという読み方をしましょう。

そして、自分に対しても他の人に対しても、「何が悪いか」だけではなく、むしろ「何が望ましいことか」に注目したいですね。

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