(2019年6月30日)
ベスビオス火山が噴火し、火山性ガスによって滅び、その後火山灰に埋もれてしまった古代ローマの商業都市であり貴族たちのリゾート地であったポンペイ。これまで、ポンペイ最後の日は紀元79年8月24日と思われてきました。それは、小プリニウスという人の書いた文書に、伯父であり養父である大プリニウスが被災して亡くなったのがその日だと書かれていたからです。ところが、最近の発掘で、少なくともこの年の10月まではポンペイが無事だったということを示す、商店の壁に書かれたメモが発見されたのです(6月29日放送「世界ふしぎ発見!」より)。