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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

実るほど

(2019年10月13日)

今年のノーベル化学賞が、リチウムイオン電池を開発した吉野彰さんほかに決まりました。いつも思いますが、ノーベル賞受賞者の方々はユーモアにあふれていますね。吉野さんの受賞決定インタビューも爆笑会見となりました。さて、その会見で吉野さんが座右の銘を紹介しておられました。それは「「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。

イエスさまの弟子たちは、旧約聖書が約束していた神の国(天の御国)が地上に実現し、イエスさまが王として世界を治めるときが間もなくやってくると信じていました。そして、自分たちはきっと神の国の政府の中で高い地位を与えられるはずだと期待し、12人の序列はどうなるのかと気にしました。

そんな彼らにイエスさまはこう諭されました。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者たちは人々に対して横柄にふるまい、偉い人たちは人々の上に権力をふるっています。あなたがたの間では、そうであってはなりません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい(マタイ20:25-27)。

信仰生活が長くなればなるほど、また教会の中で目立つ奉仕や指導的な立場を与えられれば与えられるほど、ますます謙遜になり、ますます仕える姿勢を強められますように。

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