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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

道はひとつっきり

(2019年11月24日)

私が大好きな時代小説の一つ、「みをつくし料理帖」(田郁著、ハルキ文庫)が、来年秋に松本穂香さん主演で映画化されることになったと聞きました。全10巻+特別版1巻を単発の映画にするのですから、ごく一部のエピソードしか取り上げられないことと思いますが、原作の雰囲気を壊さぬよう映像化してもらいたいと願っています。

この物語の主人公の澪(みお)は、18歳の若さながら上方の老舗料理屋の主人に才能を認められ、修行を積んだ女料理人です。しかし、ある事情で江戸に出てきて、当初は上方と江戸の好みの違いに戸惑います。そんな彼女を陰ながら支える武士、小松原が彼女に語った一言が、私の心にも響きました。それは、「あれこれと考え出せば、道は枝分かれする一方だ。良いか、道はひとつっきり」というものです。

私たちは日々いろいろな選択をしながら生きています。その中で、「こっちの方がいいんじゃないか」「いや、あっちの方がいいんじゃないか」といろいろ迷うこともありますね。しかし、進む道は一つしか選べません。迷ったときは、「そもそも自分はどっちに進もうとしていたんだろうか」というところに立ち返ってください。

私たちが進むべき道は、私たち自身の幸せではありません。聖書はこう教えています。「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい」(第1コリント10:31)。神さまの素晴らしさが、自分にも周りの人にも、今よりももっと明らかになるような生き方。それが私たちの進む一本道です。 私たちの幸せはその道の先にあります。

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