ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2020年1月19日）

イギリスの新聞が、「お金とは何か」というテーマで投稿を募集しました。たくさんの応募の中から最優秀賞をもらったのは次のような投稿でした。「お金とは何か。それは、幸福以外のあらゆるものを提供する万能の供給者であり、天国以外のどこにでも連れて行くことができるパスポートである」。

お金は良いものであり、あれば便利で様々なことができます。多くの人を助けたり、多くの人に福音を届けたりできます。しかし、お金がありさえすれば幸せなのではないし、お金がありさえすれば死を克服できるわけでもありません。同様に、恋愛も、友情も、社会的成功も、健康長寿も、それ自体は良いものであり、あるに越したことはありません。しかし、それらを手に入れること自体が幸せなのではありません。

使徒パウロは言いました。「私たちは人をだます者のように見えても、真実であり、人に知られていないようでも、よく知られており、死にかけているようでも、見よ、生きており、懲らしめられているようでも、殺されておらず、悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持っていないようでも、すべてのものを持っています」（第２コリント6:8-10）。

イエスさまは、 持っていても持っていなくても幸せを感じ、また何かを他の人に提供できる、そんな生き方を私たちに与えてくださいます。