ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2020年11月8日）

いろいろな意味で盛り上がったアメリカ大統領選挙は、バイデンさんが過半数の選挙人を獲得して、第46代大統領になることが確実となりました。通常なら、対立候補が敗北宣言をして決着が付くのですが、今回の場合、対立候補のトランプ現大統領は、「選挙で不正が行なわれた」と主張して敗北を認めない構えです。このトランプさんの態度には、与党の中からも「往生際が悪い」と批判が相次いでいます。

この原稿を書いている時点ではそういう状況ですが、さて今後どういうふうに決着するのでしょうか。私はアメリカ人ではありませんが、日本にとって非常に関係が深い国のリーダーを決める選挙ですから、関心を持って見ています。

ところで、私の中にも神さまのみこころと自分自身のおこころの間で対立が生じる場合があります。大統領選挙と違って、こちらの戦いは戦う以前から勝負が目に見えているのですが、それでも私は抵抗してしまうことがあるなあと、選挙結果のニュースを見ながら思いました。往生際良く、早々に敗北宣言をしなければなりませんね。