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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

JJとSDG

(2021年1月24日)

先頃、私の叔父が長く務めてきた税理士の仕事を引退しました。今後は、大好きな「マタイ受難曲」を楽しみながら日々を過ごすそうです。

マタイ受難曲を書いたのは、「音楽の父」とも呼ばれるヨハン・セバスチャン・バッハです。バッハは多くの曲を書きましたが、特に宗教曲を書く際には、譜面の最初に「JJ」、終わりに「SDG」という文字を記すのが常でした。
  • 「JJ」は「Jesu Juya」の略で、「イエスさま、お助けください」の意味
  • 「SDG」は「Soli Deo Gloria」の略で、「神だけに栄光があるように」の意味
バッハの願いは、神さまの助けによって、神さまに与えられた能力を十二分に発揮して作品を作ることができるように、そしてその作品によって神さまの素晴らしさが明らかになるようにということでした。

私たちはバッハとは違いますが、私たちもまた神さまの素晴らしさを、その一挙手一投足を通して表すために造られました。そして、それが可能になるために様々な持ち味が与えられています。私たちもまた、JJとSDGを心がけて生きていきたいですね。それが私たちの人生に充実感を与えてくれます。

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