ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2021年8月1日）

「今日は涼しいなぁ」と思って温度計を見たら、31℃でした。結構な暑さのはずですが、こちら福島県では梅雨明けから連日35〜37℃という酷暑が続いていましたから、それと比較して涼しいと感じてしまったようです。

クリスチャンになったからといって、問題の全くないバラ色の人生が待っているわけではありません。クリスチャンといえども様々な苦しみを味わいますし、クリスチャンであるからこそ味わう苦しみもあります（たとえば迫害）。愛であり全知全能である神さまが苦しみを許しになるのにはいくつか理由が考えられますが、その一つが私たちの人格を練り鍛えることです。

つらい苦しみを味わい、それを信仰によって何とか乗り切った経験を繰り返すことで、私たちは強くなります。そして、少々の問題は苦にならず、そのときそのときしなければならないことを淡々と実行できるようになっていきます。

だからといって、「どんどん苦しみを与えたまえ」などと祈れなくてもかまいません。それでも、少なくとも苦しみに遭っているのはあなたが神さまから嫌われているからではなく、むしろ大切に思われているからだということは忘れないでくださいね。