本文へスキップ

ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

フェイクニュース

(2022年5月29日)

ロシア軍がウクライナに侵攻して3カ月が経過しました。当初はすぐに決着が付くと思われていましたが、戦闘が長引くにつれ、両軍の兵士やウクライナの民間人の犠牲者が増えていっています。はやく終結してほしいものです。

現代の戦争では実際の戦闘だけでなく、情報戦も重要です。ウクライナやこれを支援する西側諸国、そして国連などは、ロシア軍が一般市民が避難している学校などの施設を無差別に攻撃したり、占領地でレイプ・暴行・殺害・強制移住などを行ったりしていると主張しています。それにより、ロシアを国際的に孤立させ、戦闘終結を早めようとしているのです。一方、ロシア側はこれをフェイク(偽物)だと断じます。さて、どちらの主張が本当なのでしょうか……。

戦争だけでなく、インターネットが発達した昨今は、様々なフェイクニュースに触れる機会が増えました。私たちには、フェイクニュースをフェイクだと見破る力を養っていかなければなりません。

聖書の中にも様々なフェイクニュースが記されています。聖書がフェイクなのではなく、聖書に登場する人物や団体がフェイクニュースを発するのです。たとえばイエスさまの復活の記事。イエスさまの遺体が消えました。ユダヤの指導者たちは、イエスさまが復活したなどと弟子たちに宣伝されたのではたまったものではありません。そこで、「墓の番兵が眠っている間に弟子たちが来て、イエスの遺体を盗んでいった」というニュースを広めました。

このニュースがフェイクである理由、あなたには分かりますか? 考えてみてください。答え合わせはこちらのページをどうぞ。

連絡先

〒962-0001
福島県須賀川市森宿辰根沢74-5

TEL 090-6689-6452
E-Mail info@nakakomi.com