ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2022年6月26日）

昨日、教会員の新居のための定礎式を執り行いました。定礎式とは工事の開始を記念するための式で、工事が安全かつ計画通りに行なわれることを祈願します。起工式とも言います。

キリスト教式の定礎式では、よく敷地内に穴を掘って聖書や御言葉が書かれた色紙などを埋めたりします。そうする理由は何か魔術的な加護を求めてのことではありません。自分たちの生活が、すべての天において聖書に基づくものとなり、その一挙手一投足を通して神さまの栄光と人々への愛を表すという、施主一家の心意気を表現したものです。

その心意気は、家を新築する人であっても、そうでなくても、クリスチャンみんなに求められているものです。

「ですから、わたしのこれらのことばを聞いて、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人にたとえることができます」（マタイ7:24）。