ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2023年2月26日）

声優の日高のり子さんがNHKの番組に出演し、アイドル時代の悲惨な経験について語っておられました。あるとき日高さんは、熊と一緒に入れるということを売りにしている温泉のロケに行かれました。ところが、入浴している子熊が長時間の撮影にいらついたようで、突然日高さんに噛みついてきたのだそうです。

とっさに逃げたので、ポニーテールのところをがぶりとやられただけで済みましたが、ほんの少し遅れていたら頭の肉を削られていたはず。また、かなり強く引っ張られたようですから、相当な痛みだったことでしょう。日高さん、大泣きしたそうです。

そして、その時の経験を最近歌にしてリリースなさいました。題して「くまにかまれるよりまし」。たとえおなかがすいても、ガミガミ怒られても、なかなか寝付けなくても、熊に噛まれるよりまし。そう高らかに歌っておられます。

私たちもこの地上で色々つらい経験をしますが、死後に燃えるゲヘナで永遠に苦しむよりまし。

それどころか、私たちクリスチャンには、神さまのご計画と導きにより苦しみも悲しみもあらゆることが働いて益になるという約束が与えられています。 ですから、第1テサロニケ5:18が命じるように「すべてのことにおいて感謝し」ていきたいですね。