ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2023年6月4日）

本日6月4日から10日まで、歯や口の健康に関する啓発を目的とした「歯と口の健康週間」です。私が子どもの頃は「歯の衛生週間」と呼ばれていて、学校で歯の磨き方を指導されたのを覚えています。

ところで、望ましいとされている歯の磨き方は、昔と今とではずいぶん違います。今は、歯ブラシの毛を歯に軽く当て、左右に小刻みに揺らすことで歯垢や汚れをかき出すよう指導されます。しかし、私が子どもの頃は、手首をひねるようにして、上の歯は上から下、下の歯は下から上に磨くよう指導されたものです。

また、使う歯磨き粉の量も、少し前は少量がいいとされていましたが、今はフッ素を行き渡らせるためたっぷり使うよう言われています。

人間の常識や科学的な真理は、時代が変われば別の者に切り替わる可能性があります。ルールやマナーもそうです。決して変わることのない基準を私たちが持つころで、私たちはしっかりとした判断のよりどころを手に入れることができます。

「草はしおれ、花は散る。しかし、私たちの神のことばは永遠に立つ」（イザヤ40:8）。