もう自分を責めない

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(2015.10.25)

私は、クライエント(相談にいらっしゃる方)から、たくさんのことを教わってきました。

Aさんの息子さんは、吃音になったり、不登校や家庭内暴力などを経験したりしました。Aさんは、その原因は、自分が息子さんをヒステリックに叱って育ててきたからだとおっしゃいました。そのことについて、罪責感で苦しんだ時期もありました。しかし、最近こんなことをおっしゃったのです。

「自分の子育てについて罪責感を持つことは、今あるがままの息子のことを否定することになります。私が自分を責めることは、不登校や家庭内暴力を経験した息子はダメ人間だと言っているのと同じです。だから、私は罪責感を捨てることにしました」。

そして、Aさんは、罪責感をカバーするために息子さんに関わるのではなく、息子さんにとって本当に助けになることは何かと考えるようになりました。こうして、存在を丸ごと受け入れられた息子さんは、Aさんから自分自身を受け入れる力をもらって、自信を取り戻し、生き生きと生活することができるようになりました。

神さまが愛であり、全知全能であるならば、あなたの身に起こることは、一切が神さまの愛のうちに起こっています。仮に間違いを犯したとしても、罪を犯したとしても、それはすべてイエスさまの十字架の血潮によって許されています。そして、新しい一歩を踏み出すことができます。

自分の失敗を責め続けることは、神さまの愛と力を値引きすることです。一瞬、落ち込んだり自分を責めたりすることは仕方ありませんが、そういう自分に気づいたら、「すべて、私のために最善が起こっている」。このことを思い起こしましょう。

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