みにくいアヒルの子

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(2017.1.29)

「みにくいアヒルの子」という童話をご存じでしょう。主人公のひな鳥は、羽が灰色でみにくすぎると、他のアヒルたちからいじめられていました。そして、自分自身も自分は出来損ないなんだと自信をなくしていました。しかし、彼はアヒルではなく、白鳥の子でした。灰色の羽はやがて美しい白い羽に生え替わり、大空に舞い上がりました。

ただ、考えてみれば、彼は「みにくいアヒルの子から白鳥になった」わけではありません。卵の頃から一度たりとも白鳥でなかったときはありません。白い羽を持ち、大空を舞う可能性をずっと持っていたのです。

しかし、周りのアヒルたちから「お前はみにくいアヒルの子だ」「出来損ないだ」と言われ続け、自分の本当の姿を知らなかっただけでした。もしも、他の白鳥に出会わず、水面に映る自分の姿を見ることがなければ、自分はみにくいアヒルだと思ったまま、一度も大空に舞い上がることなく一生を終えたかもしれません。

あなたも、もしかしたら、小さいときからの家族や友だち、学校や社会とのふれあいの中で、自分に対して間違ったイメージを持っているかもしれません。

本当のあなたを一番ご存じなのは、あなたを設計し、形作り、今も生かしておられる天の神さまです。この方との交わりを通して、私たちは本当の自分の姿を見いだすことができます。

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