何を残すか

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(2017.8.13)

夏休みの機会に、家の中の掃除と片付けをしようと考えておられる方がおいでかもしれません。片付けのためには、どうしても不要なものを捨てなければなりませんね。しかし、いざ実行しようとしても、「もったいない」とか「いつか使うかも」とか考えて、なかなか捨てられないものです。

しかし、片付け術を指南しておられるプロの多くが、「何を捨てるか」ではなく、「何を残すか」にフォーカスを当てましょうと勧めておられます。たとえば、「こんまり」こと近藤麻理恵さんは、手に取ったときに、自分の心が「ときめく」ものは残し、あとは捨てるという基準を説いておられます。私も以前実践しましたが、洋服も本棚も書類入れも、ずいぶんとスッキリしました。特に本棚は、自分がときめく本しか残していませんので、見るたびにうれしくなります。

イエスさまはおっしゃいました。「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできないからである」(ルカ12:15 新共同訳)。

また、使徒パウロもこのように語っています。「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもできません。衣食があれば、それで満足すべきです」(第1テモテ6:6-8)。

「これ、本当に私に必要かな?」と考えて、持ち物を整理してみましょう。本当に必要なものにだけ囲まれて生きることができたら、どんなに心が豊かになることでしょう。

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