納屋に眠っていたお宝

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(2017.9.3)

CNNによると、イタリアの高級車フェラーリの、世界に1台しかないモデルが40年ぶりに発見されたそうです。

フェラーリ365GTB/4、通称「デイトナ」と呼ばれるシリーズのうち、本体がアルミニウムでできた軽量バージョンですが、このたび日本の納屋でほこりをかぶって眠っていたのが発見されました。今月9日にオークションにかけられることが決まり、約2億2千万円の値がつくという予想も出ているようです。何というお宝が、長い間気づかれずに眠っていたことでしょうか。

それにしても、仮に所有者が亡くなっていて、家族が知らずにスクラップに出していたとしたらと考えると、ぞっとしますね。どんな宝も、その価値に気づかなければ邪魔な粗大ゴミに過ぎません。

聖書によれば、神さまは私たちの内に、多くの良い物、すなわち宝物を与えてくださっています。それに気がつかないまま一生を終えたくはありませんね。案外、「こんな性格、自分にとって邪魔でしかない」とか「こんな境遇に生まれてこなければ良かった」とか思えるような、ゴミのように見えるものが、実は自分や周りの人たちを幸せに導き、神さまの素晴らしさを世に知らしめる、大切な宝物だったりします。

フェラーリ発見のニュースを呼んで、私も思わず、我が家の納屋を探してみたくなりました。残念ながら納屋自体がないのですが。そこで、自分の中の納屋に眠らせている宝物を改めて発掘してみようと思いました。

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