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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ
中通りコミュニティ・チャーチ
それほど重くなかった石
(2026年8月16日)
ある村に、仲の悪い二人の男がいました。もともとは親しい友人だったのですが、小さな行き違いから口論になり、それ以来、顔を合わせても挨拶さえしなくなってしまいました。
特に一方の男は、相手への怒りをなかなか手放すことができませんでした。「俺はあいつにひどい目にあわされた。絶対許さない」。そう思うたびに、過去の出来事を思い返しました。そして思い返すたびに、怒りはますます大きくなっていきます。おかげで、男の気分は毎日沈んだままでした。
ある日、その男が村の老人に相談すると、老人は石を一つ渡して言いました。「この石を、明日一日ずっと持っていなさい」。男は不思議に思いましたが、村中で尊敬されている老人が言うことです。そして、その石はそれほど重くはありません。そこで、言われた通りにしました。
しかし、最初はそれほど苦にならなかったものの、仕事をするときも、食事をするときも、どこへ行くにも石を抱えていなければなりません。夕方になる頃には、腕も肩も腰もひどく痛むようになっていました。
男は老人のところへ戻ると、石を放り出して言いました。 「もうたくさんです。こんな重いものを一日中持っているなんて、なんてバカバカしい」。
すると老人は言いました。 「お前があの人に抱いている憎しみも、それと同じだよ。お前は相手を苦しめるために恨みを手放さないでいるつもりかもしれない。しかし、一日中それを抱えて苦しんでいるのは、あの人ではなくお前自身ではないか」。
聖書は、敵を赦しなさい、むしろ愛し祝福しなさいと命じます。それは、他でもないあなた自身のためなのです。
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