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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

三途の川の渡し賃

(2009年12月6日)

日本で、あの世とこの世の間にあると信じられてきた三途の川。そこを渡って極楽に行くのにいくら船賃が必要かご存じですか? 江戸時代のお金で6文(もん)だそうです(1文=30円として今のお金で180円)。まったく死んでからもお金がかかるなんて、おちおち死んでもいられませんねぇ。

まあ、これは仏教のお話。我らには関係ありません。じゃあ、聖書が教えている天国に渡って行くのには、いったいどれだけの料金が必要なんでしょうね?

え? 天国に行くのにも料金が必要なの? はいその通り。しかも6文なんてはした金じゃあござんせん。天国に行くのに必要な渡し賃は、あなたの命でございます。罪ある私たちが天国に行くのには、その償いとして自分の魂を地獄の炎で滅ぼすしかありません。

「え? だって地獄に堕ちたらそれで終わり。天国に行けないじゃないですか?」 はい、ご名答。ですから、罪ある私たちは、何を支払っても……お金はもちろん、正しい行ないやいわゆる「宗教的な生活」をいくら積み上げても……天国に行くことができないのです。

しかし、イエス・キリストがあなたのために天国の渡し賃を支払ってくださいました。あなたの代わりに命をささげてくださいました。ですから、あなたは大手を振って天国への船に乗り込むことができます。

もうすぐクリスマス。あなたの代わりに神さまのさばきを受けて死に、あなたの罪が赦されるようにするために、イエスさまが地上に生まれてくださった日です。

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