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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ
中通りコミュニティ・チャーチ
ヒュー・オブライエンって誰だい?
(2012年6月24日)
「保安官ワイアット・アープ」で主役を演じた名優ヒュー・オブライエンが、こんなことを語っています。人間には、どんな仕事についたとしても、必ず通らなければならない5つの段階があることに気がついた、と。
第1段階「ヒュー・オブライエンって誰だい?」……まさにスタート段階です。
第2段階「ヒュー・オブライエンを連れてこい」……成功し始めています。
第3段階「ヒュー・オブライエンみたいなのを連れてこい」……成功の絶頂。オブライエン自身を雇うのは高くつくので、他の人で我慢するというわけです。
第4段階「もっと若いヒュー・オブライエンを連れてこい」……年を取って力がなくなるなどの理由で、栄光が過去のものになりつつある段階です。
第5段階「ヒュー・オブライエンって誰だい?」……死んで忘れ去られます。
どんなに有名になっても、どんなに成功しても、どんなにお金を儲けても、いずれは死ぬし、いずれは忘れ去られてしまいます。誰でもです。だったら、この5つの段階の間で真に価値あるものを目指し、実行しようと、オブライエンは考えたわけです。
オブライエンに、具体的に「5つの段階の間になすべきこと」を見つけるきっかけを与えたのは、アルベルト・シュバイツァー博士のこの言葉でした。「一番大切なのは、若者が自分自身について考えるための教育である」。
この言葉に触発されたオブライエンは、HOBY(Hugh O'Brien Youth Leadership)という非営利団体を作り、全米および20ヶ国の高校2年生の若者たちにリーダーシップ・トレーニングを施して、将来彼らが国内や世界中で責任ある働きをすることができるようにするという働きを始めました。
いずれヒュー・オブライエンやHOBYのことなど誰も知らない時代がやってくるでしょう。しかし、オブライエンの働きを通じて教育を受けた人たちが、別の新しい価値ある働きを始め、さらにその働きによってまた次の新しい働きが生まれ……こうして、オブライエン自身は忘れ去られたとしても、価値ある働きの連鎖は連綿と続いていくのです。
そして、主イエス・キリストがヒュー・オブライエンのことを憶えていてくださいます。
あなたもきっと、自分一人のためのちっぽけな成功を求めて生きておられるのではなく、真に価値あることを求めて生きておられると思います。主イエス・キリストが、それを実現させてくださいますように。
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