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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

クリスマスは、もらう日?

(2012年12月23日)

「お母さん。お母さんは、サンタさんにどんなプレゼントがもらいたいの?」 女の子がお母さんにそう尋ねました。

お母さんはふざけて、「そうねえ、銀の指輪が欲しいなあ」と言いました。女の子は「じゃあ、今からサンタさんに手紙を書くところだから、銀の指輪を下さいって書くね」。「あらあら、サンタさんは子どもにしかプレゼントを持ってきてくれないんだから、だめよ」とお母さんが笑うと、女の子は言いました。「んーん、まず私がサンタさんに指輪をもらうの。それから私がお母さんにあげるの」。

子どもたちにとって、クリスマスはプレゼントをもらう日ということになっています。でも、(親たちだけでなく)子どもたちにとっても、「受けるよりも与える方が幸いである」(使徒20:35)という聖書の言葉を実行する日となってもらいたいなあと思います。

しかし、与える喜びは、受ける喜びを知った人でなければ知ることはできないでしょう。親から愛情をいっぱい受け取った子どもは、人に愛情を受け取ってもらうことを喜びとし始めます。神さまから愛情をいっぱい受け取った人は、自然と他の人に対する愛がわき上がってきます。

クリスマスは、神さまが私たち人間に、救い主イエス・キリストというプレゼントを下さった日です。これがどんなに大きくすばらしいプレゼントであるかを知るとき、自然とクリスマスは他の人に対して愛を表す日となるでしょう。

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