最大の殉教者

（2023年3月26日）

宗教改革者の一人、マルチンルターは、イエスさまが教えてくださった「主の祈り」（マタイ6:9-13）について、「これこそ最大の殉教者だ」と言いました。それは、「唱えられることはあっても、祈られることがないから」だと。ドキッとさせられます。

別にルターは、礼拝式の中で、みんなで一緒に主の祈りを祈ることがいけないと言っているわけではありません。心からの祈りでなく、口先だけでブツブツ唱えるのなら意味はないと言っているのです。

主の祈りだけでなく賛美もそうかもしれません。ただ口にしているだけで歌っていなかったかもしれません。

聖霊なる神さまが私に心からの祈り、心からの賛美を与えてくださいますように。