ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2023年8月6日）

最近は便利な世の中になったもので、聖書のアプリを使うと、特定の言葉が聖書の中のどの箇所に使われているかを一瞬で検索することができます。試しに聖書アプリで「恐れるな」あるいは「恐れてはならない」という言葉を検索してみると、そのほとんどの箇所に同じような理由が示されています。

その理由とは、一言で言えば「神さまがあなたの味方であり、あなたを助けてくれるから」です。

聖書が教える救いとは、お金持ちになることでも、社会的に成功することでも、健康になることでも、人間関係が良くなることでもありません。結果的にそうなることはあったとしても、それが救いの本質なのではありません。聖書が教える救いとは、罪が赦されることによって神さまとの関係が回復し、神さまと仲良しになることです。

神さまがいかに力強く、知恵が深いかということを知り、その神さまが私たちの敵ではなく味方であることを知ることにより、私たちは恐れや不安から解放されます。