本文へスキップ

ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

余命半年と言われたら

(2023年10月8日)

私の好きな映画に「AD 最高の人生の見つけ方」があります。ガンで余命宣告を受けた2人の男性がたまたま出会い、死ぬまでにやりたいことを一緒に行なっていくというストーリーです。映画では、見ず知らずの人に親切にする、死ぬほど笑う、スカイダイビングをする、レーシングカーに乗る、世界一の美女にキスなど、さまざまなやりたいことリストが登場します。

もしも病気ではない人の余命も分かる世の中になったら、そしてたとえばあなたが、「半年後に死にます」と言われたら。残りの6カ月どんなふうに過ごしますか? 映画の2人のように、色々やりたいことが浮かんでくるかもしれませんね。

しかし、もしかしたら「いつもと変わらず過ごす」というのが最も幸せな選択なのかもしれません。現に充実して意味のある毎日、いつ死んでも後悔のない人生を送っている証拠だから。そしてそのような生き方は何かを手に入れたら達成されるのではなく、どんな状況にあっても実現可能です。

使徒パウロは言いました。「私は、貧しくあることも知っており、富むことも知っています。満ち足りることにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできるのです」(ピリピ4:12-13)。

私たちはいつ天に召されるか分かりません。神さまに与えられた「今日この日」を、神さまの助けによって後悔のないものにしていきたいですね。

連絡先

〒962-0001
福島県須賀川市森宿辰根沢74-5

TEL 090-6689-6452
E-Mail info@nakakomi.com