ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2023年11月26日）

本日、中通りコミュニティ・チャーチでは洗礼式が行なわれました。洗礼は、ギリシア語ではバプテスマと言い、染色液に布をつけるという意味の言葉が語源です。染色液に布をつけると色素が布と一体化するように、洗礼には一体化という意味があります。

クリスチャンの洗礼は、「父・子・聖霊の名によるバプテスマ」です。聖書で「名」とは名を持つ人そのものを指します。ですから、洗礼は三位一体の神さまと私たちが一つでもはや切り離されないことを意味します。

特に洗礼は、死んで復活なさったイエスさまとの一体化を意味します。私たちがイエスさまを信じたとき、イエスさまが十字架で亡くなったように神の敵である古い私たちが死にました。そして、イエスさまが復活なさったように神の子として私たちは新しく誕生しました。洗礼は、私たちが新しい存在になったことを表しています。

また、教会は子なる神であるイエス・キリストの体にたとえられています。ですから、洗礼は教会と一体化したことを表します。洗礼を受けると、名実ともに教会の仲間、霊的な家族の一員、チームのメンバーです。孤独な戦いをする必要はありません。

この記事をお読みの中に、イエスさまをすでに信じているけれど洗礼を躊躇しておられる方がいらっしゃいますか？　洗礼を受けることにより、神さまや教会がより身近に感じられるようになります。そして、信仰生活に力が与えられます。

ですから、どうか勇気を出して一歩進んでみてください。ぜひ来週、通っている教会の牧師に「洗礼を受けたい」と申し出てください。

（使徒22:16）さあ、何をためらっているのですか。立ちなさい。その方の名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。