証し（体験談）：中通りコミュニティ・チャーチ

私は幼い頃母が他界し、キリスト教系の児童養護施設に預けられ、約4年間生活し、そこでキリスト教を知りました。その時は、信仰に至りませんでした。

父が再婚し、一緒に住むことになりましたが、継母とうまくいかず、虐待を受け、毎日言葉の暴力や身体的暴力があり、神さまがいるなら何でこんな目にあうんだとさえ思っていました。耐えられなくなって、自分から施設に入れてほしいと両親に頼み、今度は別の施設で生活するようになりました。中学2年の秋頃です。

その後は大人のことが信じられず、学校にもなじめず、不登校になり、非行に走りました。自分のことが大嫌いで、死んだ方がましと思っていました。

施設を追い出されるような形で親戚の家を転々として生活し、18歳頃に弟2人と3人で暮らす中で、自分を変えたいと思い、引き寄せの法則やパワーストーンなどに頼ってみたりしました。結婚し、新しい生活になりましたが、自己卑下するところは変わりませんでした。

私が神さまに出会ったのは、今から6年ほど前です。昔購入した聖書を長女が見つけて持ってきてくれたのです。その時、つらかった中学時代の下校時に聖書をもらった出来事を思い出しました。イエスさまが手を差し伸べてくださったような気がしたのです。

それからインターネットでキリスト教について色々調べていくうちに、信じるようになりました。神さまが大切なひとり子を与えてくださったほどに私は愛されているのだと気づき、少しずつ前向きな気持ちになりました。まだ臆病な性格は治らないけど、神さまが私を造り変えてくださると信じています。

神さまを恨んだり、親を憎んだり、環境のせいにしていましたが、キリストに出会うために、神さまが素晴らしい計画を用意してくれていたんだと感謝し、親に対する憎しみから解放されました。何より、こんなに罪深い私をご自分の子として受け入れてくださる神さまに感謝しています。

私はイエスさまが私の罪のために十字架にかけられ、死んで葬られて黄泉に下り、3日目によみがえられたことを信じています。このことによって、神さまから罪の赦しと永遠のいのちを受け取りました。これからも困難や試練に直面するとき、「私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできるです」というみことばを心に留めて、聖書を学んで、成長していきたいです。

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